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禅定寺

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  • 禅定寺は1000年以上前の歴史をもつ仏教寺院です。 宇治田原の町に位置し、(歴史的自然環境保全地域)その美しい茶園で知られる京都と奈良との間に位置し、歴史的に「宇治田原越として先がけとなるお寺」と称されています。 今日では、歴史的に有名な仏像(仏教寺院の彫像)と禅定寺について記載された歴史的文書等の重要文化財を収蔵することで知られています。 寺院の建築と庭園もまた素晴らしいです。 本堂は大きな茅葺き屋根を持つ17世紀の代表的な寺院建築であり、庭園では毎年干し柿が作られる柿の木が茂っています。

    歴史

    禅定寺の土地はもともと当時日本を支配していた藤原氏の夏の別荘でした。しかし、藤原家の敬虔な要請に応え、皇室の勅令により、991年(995年に完成)に奈良の有名な東大寺の寺院として設立された。この時期に造られ祀られた木製の仏像のいくつかは、重要文化財に指定されています。

    12世紀後半には、世界遺産である平等院の末寺として改宗されました。その後、1680年に曹洞宗寺院に改宗される前、数世紀に渡り寺院は廃れてしまいました。その後、月舟(1618-1696)という名前の有名な僧侶の管理下で、庭園は再建され、禅堂を持つ本堂が加えられました。この本堂は今日まで残っており、当時の寺院建築の特徴である大きな茅葺き屋根を維持しています。今日、寺院の施設は庭園と5つのお堂、僧房、および宝物殿で構成されています。

    禅寺寺は、京都府綴喜郡の宇治田原町にあり、古来より「宇治田原越として先がけとなるお寺」と呼ばれています。禅定寺にある旧道は、平安時代(794-1185)より旅人にとって日本の主要道路のひとつであった「東海道」に繋がっており、京都の山城地域と近江地域(現在の滋賀県)を結ぶ近道として利用されていました。

    宝物と芸術品

    禅定寺の宝仏殿には、平安時代(794-1185)のいくつかの国指定重要文化財があります。最も貴重なものとして、木像の「十一面観音立像」があります。そのほかの重要文化財としては、以下のものがあります。日光菩薩(日光の仏様)、月光菩薩(月光の仏様)、四天王、文殊菩薩騎士像(獅子に乗った仏様)、地蔵菩薩踏下蔵(延命地蔵)、大威徳明王(死の征服者)。

    禅定寺 宝物と芸術品

    禅定寺の宝仏殿には、平安時代(794-1185)のいくつかの国指定重要文化財があります。最も貴重なものとして、木像の「十一面観音立像」があります。991年に制作され、当初からの本尊と考えられており、そこから正式な名前が得られたと考えられています。高さが286.4cmあり、京都地域で一番大きな立像です。木像の柔らかな顔と衣のひだは、古い時代の模様を思い起こさせますが、浅めの彫りは、十世紀後半の特徴です。

    そのほかの重要文化財としては、以下のものがあります。日光菩薩(日光の仏様)、月光菩薩(月光の仏様)、四天王、文殊菩薩騎士像(獅子に乗った仏様)、地蔵菩薩踏下蔵(延命地蔵)、大威徳明王(死の征服者)。

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  • 拝観時間 9:00-16:30(受付は16:00まで)
    拝観料 500円
    TEL 0774-88-4450
    住所 〒610-0201 綴喜郡宇治田原町大字禅定寺庄地100
    公式HP http://zenjyoji.jp/

    アクセス

    JR奈良線宇治駅、京阪電鉄宇治駅、近鉄京都線新田辺駅より京阪宇治バス「維中前行き」「工業団地行き」「緑苑坂行き」約30分、「維中前」下車徒歩約35分。/各駅よりタクシー約30分。

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